今回の記事は、ユーキャンを安く使う方法の紹介です!
資格取得サポート大手のユーキャンは、課題添削などサポートの手厚さから「スクールには通いたくないけど、1人で合格する
自信がない」という人にとっては鬼に金棒な存在です。
福祉職にとって資格は生涯年収に関わる大きな武器です。
ぜひ、国の制度を使い倒してお得に資格をゲットしてください。
・国が雇用の促進のために作った制度
・ユーキャンでも福祉関連6資格が対象になっている。活用すると20%安く受講することができる。
・一度制度を利用した人でも条件によっては、また利用できる。
教育訓練給付制度とは?分かりやすく解説
教育訓練給付制度は、厚生労働省管轄の給付金です。
雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としており、教育訓練に支払った費用の20%が支給されます。一定の条件を満たしている必要がありますが、多くの人は利用できる制度です。
制度の概要がわかったところで、先に制度受給までの流れを見てイメージしてみましょう。以下のような流れになります。
①自分が受給対象者か確認する
②受講したい講習が制度の対象か確認する
③ユーキャンに申し込みをする
④受給に必要な手続きをする
それでは、さっそく自分が受給対象者かを確認してみましょう。
教育訓練給付制度の利用条件
制度を利用できるかは、現在働いているか、働いていないかで分かれます。それぞれ見ていきましょう。
現在、働いている人のケース
この制度を初めて利用する方
ユーキャンの受講開始日(=教材発送日)の時点で、雇用保険の被保険者であった期間が通算1年以上の場合、利用できます。つまり、合計1年間以上働いた経験があれば受給できます。

この制度を以前、利用したことがある方
前回の受給から、受講開始日(=教材発送日まで)までに雇用保険の被保険者であった期間が、通算3年以上の場合は利用できます。つまり、制度を利用してから合計3年間働いていれば受給できます。

現在働いていない人のケース
被保険者でなくなった日から1年以内の人は利用できます。また、被保険者でなくなった日から1年以内に妊娠、出産、育児、疾病、負傷等の理由で受講ができなかった場合は特別措置があります。その旨ハローワーク所長へ申し出して、許可されれば20年以内であれば利用できます。

自分が受給対象か確認できたら、次は受講したい講座が制度の対象になっているかを見てみましょう。
ユーキャンで対象になっている講座
福祉以外の資格
宅地建物取引士
社会保険労務士
行政書士
ファイナンシャルプランナー
医療事務
歯科助手
調理師
衛生管理者
気象予報士
電気工事士
簿記2級 など

受講したい講座はありましたか? それでは最後に実際に給付されるまでの流れを見ていきましょう。
給付金受給までの流れ
ここまでは、制度の概要とユーキャンで制度利用できる条件を見ていきました。次は、給付金を受給できるまでの流れを見ていきます。
①ユーキャンへ受講申し込み
※ウェブから申し込みする時に「給付制度」という欄があるので利用するにチェックすればOK。事前に準備するものは特にありません。
②ユーキャン受講修了
※2つの条件を満たす必要があり。ユーキャンから本人確認を受けていること+終了期限までに添削課題をすべて提出し、課題の得点や評価が基準点以上だとOK。
③教材に同封してある「修了証明依頼書」をユーキャンへ送付
④書類一式をハローワークに提出
⑤銀行口座にお金が振り込まれます
おめでとうございます。これで20%安くユーキャンの講座を受講することができました。

ユーキャンの講座費用はどれくらい?
福祉系6資格の講座費用と、給付金が出た後の実質負担額をまとめました。
社会福祉士
一括:59000円→47200円
分割:4980円×12ヶ月→3984円×12ヶ月
介護福祉士
一括:49800円→39840円
分割:3900円×13ヶ月→3120円×13ヶ月
福祉住環境コーディネーター
一括:49000円→39200円
分割:3800円×13ヶ月→3040円×13ヶ月
介護事務
一括:39000円→31200円
分割:3300円×13ヶ月→2640円×13ヶ月
ケアマネージャー
一括:49800円→39840円
分割:3900円×13ヶ月→3120円×13ヶ月
保育士
一括:59000円→47200円
分割:3980円×15ヶ月→3184円×15ヶ月
※赤い字は、給付金が出た前提での実質負担額です。支払いの際には一旦全額を支払うことになります。
まとめ
①自分が受給対象者か確認する
②受講したい講習が制度の対象か確認する
③ユーキャンに申し込みをする
④受給に必要な手続きをする
制度を活用してユーキャンを受講したいと思った方は、チェックしてみてください。