社会福祉士資格

【インタビュー】施設で働く社会福祉士に仕事内容と給料を聞いてみた

どうも、社会福祉士のマルです。社会福祉士って、病院・学校・行政機関と幅広い分野で活躍していますが、逆に幅広すぎて何をやっているのかわからない!

そこで、施設で働いている社会福祉士のAさんに仕事内容やお給料のことをインタビューしたいと思います。

施設ワーカーAさん
施設ワーカーAさん
どうも、障害者施設ワーカーのAです。フリー素材を使われて少し不服ですが、施設ワーカーのメリットやデメリットをお伝えできたらと思います。よろしくお願いします。

施設ワーカーのメリット・デメリット

これからAさんのインタビュー記事になりますが、施設で働く上でのメリットは赤文字・デメリットは青文字で書いていこうと思います。この記事の中で書くメリット・デメリットは個人の意見から抽出しており、施設ワーカー全ての職種に共通することではないのでその点についてはご承知置きしてください。

先に結論からお話しするとAさんのお話は以下の通りでした。

障害者施設ワーカーのメリットとデメリット

①給料や待遇ついて
メリット=初任給の金額と昇進の速さ
デメリット=退職金がないこととボーナス額の不明確さ

②仕事内容について
メリット=直接支援が好きな人には楽しい仕事
デメリット=間接支援をしたい人は合わない可能性が高い
      男性利用者に力負けすることがある

③人間関係について
メリット=(Aさんの場合)トラブルがほぼない
デメリット=昇進が早かったことによる妬み

④社会的な立場など
デメリット=親や周りがあまり肯定的でない場合が多い

Aさんがどうしてそのように考えたのか、話の詳細が知りたい方は読み進めてみてください。

①給与や待遇について

給与は大卒と、その他で初任給から2〜3万円違います。私の場合は、おおよそ基本給が19万円でした。社会福祉士の資格手当も1万円くらい出してもらっているので、初任給から通勤手当など込みで22万円ほどでした。手取りで18万円くらいだったかなあ。もちろん、どの施設で働くかにはよりますが、同じ市の役所や社協で働いている友人よりは初任給は多くもらうことができてたみたいです。

また、私は働いてから4年目で昇進することができたのですが、法人内でも社会福祉士資格を持つ人は比較的昇進している割合が多く、大学で福祉を学んできていることを評価してもらえているのかなという印象でした。もちろん、昇進した時からは役職手当を数万円程度出してもらえるので、今現在の給与としては他のワーカーよりも少しいいのかなと思っています。

お金に関するデメリットは、法人が退職金を設けていないこととボーナス額が明確でない点ですかね。調べてみると退職金を出している法人もたくさんあるのですが、私の法人は退職金がないのでそこについては「もっと調べておけばよかったな」と思っています。ボーナス額は役所ワーカーとかだと「何ヶ月分」というのが明確ですが、私の法人では規定された額がないのでいくらもらえるかわからない不安がありますね。まあ、働いてからボーナスが上がることはあっても下がることはないので、そこまで心配しなくていいのかもしれませんが。

マル
マル
お金に関することって話しにくいと思いますが、ここまで詳細に教えていただきありがとうございます。メリットは初任給の金額と昇進の速さ、デメリットは退職金がないこととボーナス額の不明確さなんですね。

②仕事内容について

仕事内容は、基本的に他の職員と同じで障害者の方の直接支援が中心です。社会福祉士は、相談支援など間接的な支援のイメージが強いので直接支援に抵抗がある人は働くのが難しいかもしれません。

私はもともと直接支援をするのに抵抗がない性格でしたし、障害がある方とお話をする中で癒されることも多いので、私みたいな性格の人は楽しく働けると思います。

私は就労支援事業所と生活介護事業所で働いていますが、男性の利用者さんの力が強いので正直にいうと支援をして「怖い」と感じてしまうこともあります。ただ、そういったことは滅多にありませんし、他害の危険がある男性利用者さんに関しては基本的に男性スタッフさんが付いてくれる職場なのでそこまで不安がなく働けています。

相談支援専門員には、5年間の実務経験が必要なので障害者施設ワーカーでは多くの場合、直接支援は避けては通れないと思います。なので、直接支援をするという覚悟は必ずしたほうがいいと思います。ただ、直接支援をしないと見えてこない「現場のリアル」もあり、口だけワーカーにならないために必要な経験だと私は思っています。

マル
マル
直接支援や間接支援どちらをするか、というのはメリットやデメリットというより本人の気持ち次第というところもありますよね。直接支援をしても大丈夫な人にとっては魅力的な職場になりそうですね。

③人間関係について

ここは本当に施設によって全然違うところですが、私のいる法人では人間関係は概ね良好で楽しく働くことができています。ただ、他の場所で働いている施設ワーカーには人間関係で悩んでいる人も少なくないので、インターンなどをして必ず空気感を掴んでおいたほうがいいでしょう。

私自身の経験からアドバイスをすれば、インターンや実習で違和感がある職場には絶対に働かないほうがいいです。これはその場所が悪いというより、自分自身との相性もあるので、慎重に選んだほうがいいと思います。

私の職場でいうと、昇進が早いことによる嫌味みたいなのは多少ありました。 これは昇進したての頃に多かったのですが、一生懸命働いているうちになくなっていきました。私が乗り切れたのは、「なんの仕事に就いても多少のトラブルはあると思うから。すぐにいやだと諦めるのはもったいない」という気持ちがあったからだと思います。

マル
マル
実習やインターンで職場の雰囲気を掴むべきっていうのは、僕も同感です。病院や施設では、どちらも受け入れてるケースが多いので利用したほうが職場へ選びは失敗しなくて済むと思います。

それにしても、Aさんつよしですね。笑

④社会的な立場など

施設で働いていると話すと内容を伝える前から「大変だね」「偉いね」などと話されることがあり、周りから大変な仕事と思われている感じはします。親にも「せっかく大学にいったのに」なんて話されますし、あまりいい気持ちはしないことが多いですね。笑

ただ、私自身はこの仕事が大好きなので周りからなんと言われてもあまり気になりません。社会的な立場や見方が気になる人には、あまりおすすめできないかもしれません。

マル
マル
これは障害者施設だけではなく、福祉職あるあるかもしれませんね。自分自身が納得できるブレない仕事選びが大切ですね。

まとめ

Aさんありがとうございました。Aさんの話をまとめると

障害者施設ワーカーのメリットとデメリット

①給料や待遇ついて
メリット=初任給の金額と昇進の速さ
デメリット=退職金がないこととボーナス額の不明確さ

②仕事内容について
メリット=直接支援が好きな人には楽しい仕事
デメリット=間接支援をしたい人は合わない可能性が高い
      男性利用者に力負けすることがある

③人間関係について
メリット=(Aさんの場合)トラブルがほぼない
デメリット=昇進が早かったことによる妬み

④社会的な立場など
デメリット=親や周りがあまり肯定的でない場合が多い

マル
マル
Aさん、本当に貴重な話ありがとうございました。施設ワーカーを検討している人にも、それ以外の人にとってもとても参考になる話だったと思います。