社会福祉士資格

【こっそり教えます】社会福祉士の合格率が低い理由と攻略法

現役の社会福祉士のマルです!

社会福祉士の国家試験は、例年合格率が20%〜30%と7割以上の人が落ちる試験です。

どうしてこんなに合格率が低いのか?

合格率が低い理由は、「試験の仕組み」と「受験者の特性」にありました。

この記事は僕が社会福祉士の試験に一発合格した経験から見えてきた社会福祉士試験の合格率が低い理由をわかりやすく解説していきます。

これだけ覚えて!合格率が低い理由

・多過ぎる試験科目数

・0点科目があると即不合格の鬼システム

・合格科目を来年度に持ち越せない

・勉強しやすい大学生より社会人受験生が多い

⇨もっと詳しく知る

【現役社会福祉士が解説】社会福祉士国家試験の合格率が低い理由

社会福祉士の試験の合格率が低い理由には、冒頭で挙げたように4つの理由が考えられます。

①試験科目が多いから
②0点科目が1つでもあれば不合格になる試験システムのため
③合格科目が来年度に持ち越せないから
④新卒より既卒者の受験者が多いから

以上の4つです。これらが社会福祉士の合格率を下げている理由を詳しく説明していきます。

①試験科目が多すぎる!

社会福祉士は試験科目が19科目あり、この科目の多さが合格率を下げる要因の1つになっています。

試験の科目が多いということは、勉強しなければいけない分野も範囲もその分多いということ。法制度や心理、人体構造についてなど振れ幅もかなり広いです。

僕は保育士資格も取っていますが、保育士試験は9科目が試験科目です。

科目の多さだけが難易度に直結するわけではありませんが、同じ国家試験でも9科目と19科目という差を見ると、社会福祉士の受験科目の多さがわかるかと思います。

ちなみに社会福祉士の受験科目は以下の通りです。

1.人体の構造と機能及び疾病
2.心理学理論と心理的支援
3.社会理論と社会システム
4.現代社会と福祉
5.地域福祉の理論と方法
6.福祉行財政と福祉計画
7.社会保障
8.障害者に対する支援と障害者自立支援制度
9.低所得者に対する支援と生活保護制度
10.保健医療サービス
11.権利擁護と成年後見制度
12.社会調査の基礎
13.相談援助の基盤と専門職
14.相談援助の理論と方法
15.福祉サービスの組織と経営
16.高齢者に対する支援と介護保険制度
17.児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
18.就労支援サービス
19.更生保護制度

②0点が1科目でもあると即不合格になる試験システム

社会福祉士国家試験では、19科目中1つでも0点科目があると即不合格になります。この試験システムが合格率を引き下げています。

ちなみに本試験は科目によって出題数が異なりますが、一番少ない科目で7問です。

つまり、その科目で7問全て不正解の場合はその他も科目で全て8割以上の点数を取れていたとしても不合格になります。

この「1科目でも0点を取ってはいけない」というシステム自体が、本番に弱い人や緊張しやすい人に取って大きな負の要因になっています。

※「18.就労支援サービス」と「19.更生保護制度」は4問ずつ出題されますが、2つ合わせて1科目として勘定されます。

合格科目を来年度には持ち越せない試験システム

社会福祉士試験では、不合格だった場合翌年度に合格科目を引き継げるシステムではありません。この試験システムが社会福祉士国家試験の合格率を引き下げる要因になっています。

先にも触れた通り、本試験は19科目と科目数が多いのに関わらず来年度に合格率を引き継ぐことができません。

ちなみに保育士試験では合格科目の引き継ぎが最大3年間できます。

社会福祉士は0点を取ると即不合格ではありますが、保育士試験のように全科目6割以上でないと合格できない試験もあるので、こういったシステムで難易度を調整している印象があります。

新卒より既卒者の受験生が多い

受験者特性の話になりますが、本試験は学生より社会人の受験者が多い試験です。勉強時間をより確保できる学生より、社会人受験生が多いことが合格率を下げる要因になっています。

厚生労働省の調査によると、第29回の試験では新卒者は合格率49%、既卒者は13.6%と大きな開きが出ています。(引用:厚生労働省

この大きな合格率の開きを見ると、社会人受験生は勉強時間の捻出を今以上に考えた方がいいことがわかるかと思います。

まとめ

合格率が低い理由4選

①試験科目が多いから
②0点科目が1つでもあれば不合格になる試験システムのため
③合格科目が来年度に持ち越せないから
④新卒より既卒者の受験者が多いから