資格の知識

そこの福祉職、今すぐ勉強しろ! 福祉資格=戦闘力というお話

社会福祉士で保育士のマルです。

今回は随分乱暴なタイトルですが、福祉職にとって資格=戦闘力というお話です。

さて、福祉職の皆さん資格は持っていますか。持っていない人は、今すぐ勉強を始めてください。

なぜか?

資格がないと雇用側から見て美味しい人材になれないからです。

ヒントは配置加算(というか答え

この記事を読むとわかること

・どうして福祉職にとって資格が大切か?

⇨資格の重要性をもっと知る

そこの福祉職、今すぐ勉強しろ! 福祉資格=戦闘力というお話

どうして資格がないと「美味しい人材」になれない?

福祉職は、資格がないと雇用側からみて美味しい人材になれないと書きました。

理由は福祉の仕事の雇用には「配置加算」というものが大きく関わっているからです。

配置加算とは

法制度で決められている基準より多く専門知識を持っている人を配置することで、雇用主により多くのサービス費が入ることです。

つまり資格を持っている人に働いてもらうと雇用主は多くのお金をもらえるということです。

資格を持っている人には、資格手当が支給されることがあります。

このことが意味するのは、資格手当を支払っても有資格者を雇うことにはメリットがあるということ。

実際、配置加算は資格手当よりもかなり金額が多いので、雇用主にはメリットがあるんです。

そもそも美味しい人材になる必要はあるのか?

資格を持っていることで、雇用側から見て美味しい人材になれることはわかってもらえたかと思います。

しかし、この話をするとこんな風に思う方もいます。

「そもそも美味しい人材になる必要なんてあるの?」

特に職場で長く働いている人は、資格手当以上のメリットがあって働いている人もいるかと思います。

これに対する僕の答えは、「どんな人でも資格をとった方がいい」です。

なぜか? 資格を取ると全員にメリットがあるからです。

資格をとるメリット

①資格を持っていることが自分の市場価値を高めるから

②より面白い仕事ができるから

③同じ仕事をしていても高い給料がもらえるから

①資格を持っていることが自分の市場価値を高めるから

資格を持っていること自体が、自分の市場価値を高めてくれます。

このことは、現在の職場で働き続ける人、転職を考えている人のどちらにも言えます。

長く同じ職場で働いている人の中には、長い経験に裏づけされた技術を持っている人もいます。

しかし、そのことを雇用側に伝えるのはなかなか難しい。

反面、有資格者は資格を持っていることを伝えるだけで「資格を取るための最低限の知識」を証明することができます。

また、有資格者は「配置加算」の関係で雇用側から見て採りたい人材になれます。

何らかの事情で、仕事を変えないといけなくなったとき資格はセーフティネットになります。

②より面白い仕事ができるから

資格を持っている人は、「より面白い仕事ができる可能性」が上がります。

働いた後の話になりますが、有資格者は「より専門的な仕事を任される可能性」「同時期に入った人より早く昇進する可能性」が高いです。

これは先ほど書いた資格を取るための最低限の知識が証明されていることや配置加算が理由です。

専門的な仕事ほど「配置加算」がついており、有資格者を配置することで雇用側にメリットがあります。

福祉の仕事が好きな人にとっては、面白い仕事ができることはお金以上のメリットかもしれません。

③同じ仕事をしていても高い給料がもらえるから

これは、資格手当のことです。

資格手当は、職場によりますが「3000円〜20000円」くらいの範囲で毎月給料に上乗せされます。

5000円だとしても、年間6万円のプラスです。

同じ仕事をしていても、これだけの金額差が出るなら資格を採らないと勿体無いですよね。

まとめ

この記事では、

・資格がないと美味しい人材になれない理由

・資格をとるメリット

この2つのことを見てきました。

内容をまとめると以下の通りです。

福祉資格=戦闘力

・「配置加算」の関係で、有資格者は美味しい人材

資格を取ると
①市場価値が高くなる
②面白い仕事ができる
③お金が多くもらえる

今すぐ勉強を開始して、戦闘力を高めましょう!