マル
社会福祉士で保育士のマルです。
2018年から公認心理師の試験が始まり、これまで過去3回試験が実施されてきました。
この記事では、過去3回の公認心理師試験の合格率推移と、第4回公認心理師試験の合格率の予想がわかります。
【2021年最新版】公認心理師の試験合格率の推移
過去3回の公認心理師試験の合格率推移
公認心理師の過去3回の合格率を表とグラフで表すと以下の通りになります。(参考:日本心理研修センター)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第1回 | 35020人 | 27876人 | 79.6% |
第2回 | 16949人 | 7864人 | 46.4% |
第3回 | 13629人 | 7282人 | 53.4% |

第1回の合格率が圧倒的に高く、他2回は合格率50%前後に移行していることがわかります。
第4回公認心理師試験の合格率予想
過去3回の公認心理師試験の合格率から、4回目の合格率を推測するためには①試験実施団体が目指す合格率 ②実際の合格率がどのように変化したのか の2点を見ていく必要があると思います。
この2つが重要な理由は、どのような試験試験でもどれくらいの合格者数を出すのかを意識して問題を作成しているからです。
試験実施団体が合格率を意識しなければ、毎年の合格率は激しく乱高下することになります。
試験実施団体が目指す合格率と実際の合格率の変化
結論から述べると、
公認心理師の試験実施団体は、合格率50%程度を目指して試験を作成している可能性が高いです。
公認心理師の試験では、第1回の合格率が79.6%と非常に高かったところから、第2回の合格率は46.4%と大きく下落しました。これには間違いなく合格率を調整するために難易度をあげたという意図が見えます。
そして、第3回はそこから微増して53.4%となりました。この回における合格率の変化は、7%の増加に留まったところを見ると「合格率を大きくあげたくはないが、第2回の46.4%合格率は目標の数値より多少低かった」という意図があるように思えます。
これらのことから、第4回公認心理師試験の合格率は45%〜55%の間に収束すると僕は予測します。
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