保育士資格が給料UPにつながるケースは?
保育士資格の取得が給料UPにつながるケースは、①転職による給料UP ②今勤めている会社での給料UPの2パターンがあります。1つずつみていきましょう。
①転職によって給料がUPするケース
保育士資格を持っていることによって、転職で給料がUPするケースがあります。それは資格手当を設けているケース・保育士資格を持っている人のみを募集しているケースです。
全国の中で最低賃金が一番低い沖縄と、一番高い東京の「放課後等デイサービス職員」の給料を求人票で調べてみました。すると、沖縄でも東京でも資格手当を設けているケースがいくつもありました。 資格手当がある場合、保育士の資格手当は5000〜20000円の範囲で設けられていましたが、資格手当がそもそもない求人もありました。 しかし、資格手当がない求人でも保育士だけを採用したい求人もあり、そのケースでは基本給自体が高く設定されていました。
②今勤めている会社で給料がUPするケース
今、勤めている会社で給料がUPするケースもあります。それは就業規則にすでに資格手当が規定されているケースです。この場合は、保育士資格を取得して登録することによって給料をUPさせることができます。交渉によって、資格手当を作ってもらえるケースもありますが、交渉の仕方によっては逆に立場が悪くなってしまう可能性もあるので慎重に行った方が良いでしょう。今勤めている会社に資格手当があるかは就業規則を確認するか、事務局などに問い合わせるのが確実だと思います。
保育士が活躍できる職場
保育士が活躍できる職場は、一般的なイメージでは保育所ですが、保育所以外にもたくさんあります。児童福祉施設と児童の預かりニーズがある様々な職種です。現代では、託児所を設けている会社があったり、ベビーシッターを雇っている方もいるので児童に関するあらゆる場所で活躍のチャンスがあると言えるでしょう。
ちなみに、児童福祉施設は以下の12施設のことを指します。保育所だけではなく、障害児や乳児、入所施設など様々な施設で働くことができます。
児童福祉施設
助産施設
乳児院
母子生活支援施設
保育所
幼保連携型認定こども園
児童厚生施設(児童館)
児童養護施設
障害児入所施設
児童発達支援センター
児童心理治療施設
児童自立支援施設
児童家庭支援センター
結論:保育士資格の経済効果は?
経済効果をはっきりと言い切ることは難しいですが、保育士資格は児童支援に関する仕事がしたい方には年間12万以上の経済効果があると言っていいと思います。逆に、無資格者とそれ以下の差しか生まれていない場合は、僕としては待遇があまり良くないのかなと思います。
ただ、資格手当や基本給以外にも保育士資格には「転職に強い」というメリットがあります。児童支援のプロとして様々な職場で重宝される資格なので持っていて損がない資格だと思います。
ちなみに、僕が過去に独学で保育士に合格した時の勉強法は過去にこんな記事で紹介しているので、気になるかたはどうぞです。
おまけ:保育士資格の取得にはいくらかかる?
そんなメリットいっぱいの保育士資格ですが、どれくらいの経費がかかるのか計算してみました。独学で勉強した場合の、最安値なので参考までに。
保育士資格取得にかかるお金
①テキスト代 8000円
②受験料 12950円
③登録料 4200円
合計:24950円